令和2年度に向けた予算要望や意見交換

1月22日、自民党消防調査会は、令和2年度消防・防災関係予算の確保等に関する要望を石井知事に行った。
当会の会長は宮本県議、私は顧問を務めている。主な要望事項は次の通り。

  1. 消防団員の確保及び消防団活動に対する理解の促進。
  2. 常備消防体制の充実強化及び令和2年4月に向けた消防防災ヘリコプターの更新
  3. 広域消防防災センター・四季防災館の利用促進及び大規模水害等に対応するための施設機能の充実強化
  4. 将来を見据えた「防災・危機管理センター(仮称)」の整備

要望に対して、知事は、前向きに取り組み強固な消防防災体制を構築するとの方針を述べられた。

1月23日、富山県土地改良事業団体連合会は、令和2年度農業農村整備事業に関する要望を知事に行った。堂故会長は国会のため出席できず、副会長の私が、冒頭、「土地改良事業は、農業生産性を上げ農業者の所得向上のため、また防災・減災のため極めて重要。また、多面的機能を有する農業用施設の整備や維持管理に対する農家の負担軽減が必要。」等の挨拶を述べた。主な要望項目は次の通り。

  1. 農業農村整備事業関係予算の十分な確保
  2. 大区画化や汎用化、スマート農業に対応した基盤整備の一層の推進
  3. 農業水利施設の耐震・安全対策の推進
  4. 農家負担の軽減対策の充実
  5. 日本型直接支払制度の充実
  6. 農業用水路安全対策関連予算の充実
  7. 知事からは、要望の趣旨を踏まえ、新年度予算・事業化に取り組む方針が示された。
冒頭の挨拶

また、同日、自民党県造園業支部と自民党県連役員との意見交換会も開催された。その中で、支部から、地方都市の道路景観の早急整備や都市緑化推進のための「都市みどり環境税(仮称)」の創設の必要性等について意見があった。当方としてしっかり検討していきたいと思う。