富山県農業の安定的発展に向けて
自民党議員会は、9月18日、金沢の北陸農政局を訪問し、植野局長に4項目の要望を行いました。
①富山県の実情に即した米・水田農業政策の充実について
・米の需給と価格安定に向け適切に対応するとともに、収穫量を含めた精度の高い需給見通しを提示すること
・令和9年度からの水田政策の根本的見直しにあたっては、水田に対する支援水準を維持すること等
②農業農村整備事業の推進と予算の確保について
・初動5年間で農地の大区画化やスマート農業の実装などの農業の構造転換を集中的に推し進めるとのことであり、本県においてもこれらが着実に実行されることが重要である
③国営事業の促進について
・国営農地再編整備事業「水橋地区」の予算確保及び事業の推進
・国営かんがい排水事業「氷見地区」の早期事業着工
④土地改良区の運営体制の強化等に向けた支援について
・土地改良区においては、防災・安全・環境等公益性が高い業務が増加しており、その経費が負担となっている
これらに対し、植野局長より、地域の実情を踏まえ適切に対応し、富山県農業の推進に取り組む旨の力強い発言がありました。

