不登校政策の変化と対応について学ぶ
12月8日、富山大学の教室を会場にして、「NPO法人はぁとぴあ21」「NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク」が主催して、「登校拒否・不登校を考える全国ネット学習会キャラバンIN富山」が開催された。講師の文部科学省初等中等教育局児童生徒課課長補佐の廣石 孝氏が「不登校の取り組みについて~不登校政策の変化~」のテーマで講演され、政策の変化について学んだ。主なデータとして、
■小・中学校における不登校の状況は、H30で164,528人、前年から2万人余の増加、小学校では144人に1人、中学校では27人に1人の割合。
■90日以上の欠席は、全体の58%で長期不登校が多い。
■不登校の要因では、家庭に係る状況37.6%、友人関係27.8%、学業不振21.6%。
私は、この家庭状況37.6%という数字がとても気にかかる。家庭へのケアをいかにするか、これが最も課題なのではないのか。不登校問題は、自民党議員会子どもPTでもしっかり取り組むべきテーマだ。