造園業者の目 - 緑は無くてはならない社会インフラ -
1月25日、自民党県連は、自民党富山県造園業支部(支部長:加茂輝隆氏)の役員の皆さんと、令和3年度予算要望や政策提言等に関する意見交換を行いました。今回の特徴は、新型コロナウイルス感染症の影響により日常の生活スタイルが大きく変貌する中での要望・提言であり、具体的には次の様な事項です。
- 市街地の空き地の家庭菜園・ポケットパークへの転用により、潤いの創出と地域コミュニティの再生を図る。これは、地元の資源を活かした町なか観光の推進にもなる。
- 外部空間を楽しみ身体的・精神的健康の保持を求める傾向が見られ、「緑」が無くてはならない社会インフラであることが再認識されている。そのため、安らぎと潤いを与える道路空間整備(街路樹や分離帯の整備)を推進する。
- 公園のリニューアルを積極的に進め、県外からの移住先としての魅力化を図る。
これらの指摘は、日頃から良好な景観づくりに従事しておられるプロの目から見たとても重要な指摘であると思いました。その具体化は、予算執行者の考え方の転換が出来るかどうかだと思います。もちろん私達は、行政に対し主張すべきは主張します。