新田知事並びに野上農林水産大臣に緊急要望
1月27日、自民党議員会は、①新型コロナウイルス感染症対策、②大雪関連対策、③高病原性鳥インフルエンザ対策に関する緊急要望を新田知事に対し行いました。県民の命と暮らしに関わるこれらの案件がほぼ同時に発生している事態は、正に県政の危機管理対応力が問われていると言えます。私たち自民党議員会にも県民の皆様から様々な声が寄せられ緊急要望となりました。概要は次の通りです。
【新型コロナウイルス感染症対策関連】
■県から営業時間の短縮要請を行った飲食店以外の業種で時短の影響を強く受けている業種、例えばタクシー業、運転代行業、酒販小売業等に対しても支援金の給付を行うこと。
■観光関連事業者への支援策として、県民の県内旅行を喚起するための「地元で泊まろう!県民割引キャンペーン」の再開や公共交通事業者に対する支援強化策に取り組むこと。
【大雪関連】
■除雪体制や情報発信体制について十分な検証を行い見直すこと、並びに消雪施設のリフレッシュ工事の加速化や道路除雪車の増強・更新を行うこと。
■被災した農業用ハウスの再建や修繕等の経費に対する十分な支援を行うこと。
【高病原性鳥インフルエンザ対策関連】
■養鶏農家の経営継続に向けた支援や風評被害防止対策等の綜合的な支援に取り組むこと。
以上です。いずれも財政負担を伴う事柄ですが、これらの事態に直面しておられる方々の状況に思いを致すと、行政も議会もしっかりと取り組んでいかねばなりません。
また、本日、参議院予算委員会が終了した直後の午後6時30分から、野上浩太郎農林水産大臣に対し、大雪に伴う農業被害対策と高病原性鳥インフルエンザ対策についてWEBによる要望を行いました。野上大臣からは、しっかりと取組む旨の力強い回答がありました。