希望と安心の令和3年度予算となるよう折衝に臨む
2月3日、自民党議員会は、令和3年度当初予算に関する予算折衝を新田知事と行いました。私は、冒頭の挨拶の中で折衝のベースとなる考え方について3点述べました。
■新型コロナウイルス感染症関連予算については、感染拡大抑止対策やワクチン接種対策、経済雇用対策や生活困窮者対策等の万全の予算措置が必要。
■コロナ禍の経験により地方の価値が見直されていることをチャンスと捉え、デジタル技術も活用しながら、会派要望の種々の産業政策・地域政策を積極的に展開されたい。
■人への投資と安心安全のインフラ投資をしっかりされたい。
この3点をベースにして、具体の議論を行いました。結果として、昨年12月に、知事に対して行った会派要望・提言を相当程度盛り込んだ予算編成になる見通しです。特に、大雪対策や県土強靭化に関する県単予算(14ヶ月予算)は本年度を上回る確約を得ましたし、中山間地域対策予算も地域コンシェルジュを3人増員(計4人)するなどボリュームのある予算措置となる見通しです。また、新型コロナウイルス感染症の経済対策として要望してきた旅行業者や交通事業者等への支援時短要請協力金対象外の事業者(取引業者、タクシー、運転代行等)への支援本年度実施の地域企業再起支援事業と同趣旨の中小・小規模事業者への支援については、本年度2月補正予算に盛り込むことが明示されました。全体として、県民のニーズに応える良い折衝ができたと思います。
新田知事の最初の当初予算編成が、県民に希望と安心を与えるものとなることを願います。