勉強会や意見交換会 ~ 学びの一日 ~

1月15日は、朝からいろんなことを学ぶ一日でした。

■まず、自民党政調会朝勉強会。(朝7時半から)

テーマは「立山~弥陀ヶ原ロープウエイ構想について」、講師は県猪俣観光・交通・地域振興局長。

立山ケーブルカーの代替施設としてのロープウエイ建設に関し、2つの想定ルートについての検討状況が話のポイント。想定ルートは①称名滝駅~大観台駅 ②立山駅~美女平駅。説明を聴いて、現立山ケーブルカーが、営業開始から64年経過、輸送力(720人/時)による混雑発生、バリアフリー対応医困難等の課題を有するとなれば、早期に検討を進め結論を出すべきだとの感想を持った。もちろん、100億円前後の費用負担、運行主体、輸送力倍増に伴うバス輸送力対応、利害関係者の合意形成等々にしっかりと対応しなければならない。

朝勉強会 講師の猪俣局長

■次に、自民党富山県造園業支部(支部長:加茂輝隆氏)役員との意見交換会。

支部の皆さんの話のポイントは、観光立県を目指すのであれば、予算を充実して、国道、県道等の道路景観(街路樹の整備)や市街地の公園整備(ポケットパーク等)にもっと真剣に取り組むべきである。この話は、大いに理解はできるが、限られた予算の中では、優先順位が必要であろう。富山空港前道路や富山駅前道路など県外客が最初に目に触れる箇所は最優先であろう。他に、どの路線や箇所が優先されるべきか、その検討組織が必要に感じる。また、富山県景観条例がどのような役割を果たせるのか検討も必要と思う。

とても大事な指摘を頂いた今回の意見交換であった。

■次に、富山県林政連盟(会長:堂故茂参議院議員)役員と平成31年度林業関係予算に関する要望懇談会。

多くの重要な要望がある中で、新しい項目があった。それは、森林環境税(仮称)及び森林環境譲与税(仮称)が創設されるに当たり、平成31年度から導入される「新たな森林管理システム」の円滑な実施に向けた取組みの推進、という項目であり、特に、新たな役割を担う市町村への実施体制への支援の必要性が強調された。県林業普及指導員の役割がより重要になるのでないかと思う

■次に、富山県土地改良事業団体連合会(会長:堂故茂参議院議員)役員との意見交換会及び知事への要望。

意見交換の中で、「中山間地域における農業の営農形態(担い手)と高収益作物をどうするか」が話題となった。全てに通ずる答は無く、個々の地域の現状に適したあり方を誰がどのように方向付けていくか、ここにおいても、県農業普及指導員の役割が大きいと思う。

私達が検討してきた、新たな中山間地域対策推進条例に基づく具体の施策においても大事な事柄であると思う。