持続可能な山村地域を目指して

1月20日、県議会山村振興議員連盟(会長:鹿熊)は、新田知事に、令和4年度富山県予算に対する重点要望を行った。山村は、林や農の生産機能、水源涵養機能、脱炭素化機能、景観機能、更にはウイズ・アフターコロナ下の移住や交流受け皿機能等の多面的機能を有している。この機能を維持し持続可能な山村にしていくことを目的に、議論を経て、毎年要望活動をしている。要望は31項目。主な要望事項は次の通り。

  • 山村におけるデジタル基盤を整備し、デジタル技術を活用した山村振興
  • 公共建築物のみならず民間建築物の木材利用の促進
  • 林道整備、路網整備の推進
  • 山腹水路の溢水防止のための土地改良事業の推進
  • 農山村の有する地域資源を活用した商品開発支援や森林の観光活用等による所得向上や地域活性化の推進

要望に対し、新田知事は、山村の価値に対する共通認識を示され、しっかり取組む旨を述べられた。

新田知事に要望書手交 左は宮本副会長、右は瘧師事務局長