県外の様々な取組みに学ぶ - 徳島県、岡山県の例 -

8月8日から10日、県議会経営企画委員会は、徳島県上勝町、神山町、徳島県庁及び岡山県庁を訪問した。

8日に訪問の上勝町では、高齢者がパソコンを使って生き生きと働けるビジネスモデルである「葉っぱビジネス」について説明を聴いた。昭和61年からスタートし、今では、年商2.6億円の町の一大産業とのこと。2億円余という規模は、大手資本が参入する規模でないところがこの事業の肝と言えよう。続いて、同町の進める「ゼロ・ウェイスト宣言」について説明を聴き、ゴミステーションとゼロ・ウェイストセンターを視察した。

9日には、神山町農村環境改善センターを訪問し、来春開校予定の「神山まるごと高専(仮称)」の取組方針について説明を聴いた。当神山まるごと高専では、実に興味深い教育実践が行われる予定であり今後をウオッチしていきたい。

9日午後には徳島県庁を訪問し、「デュアルスクールの取組み」と「GXに向けた取組み」について説明を聴いた。デュアルスクールとは、区域外就学制度活用のことであり、これにより、子どもが地方と都市の双方の学校の行き来を容易にし、「二地域居住」や「関係人口増加」の促進を図ることができる。徳島県は、当該小・中学校にデュアルスクール講師派遣の支援をしているとのこと。この制度は、富山県でも活用したら良いと思う。

10日には岡山県庁を訪問し、危機管理課から、平成30年7月豪雨の教訓と対策について説明を聴いた。その中で、新たな取組みとして、大規模災害発生の重要事象に対して高いレベルで即時的に情報共有し対応策を検討するための課長レベルのグループ(総合統制グループ)を災害対策本部内に編成するとのこと。実際の災害時において、この組織がどう機能するのか、とても興味深く思った。続いて、同県の「防災・危機管理センター」の運営について説明を聴いた。富山県では、この秋に同種のセンターが開設されるが、運用面等において大いに参考となった。