スマート農業の展開

11月11日、とやま水土里フォーラムが富山市で開催されました。最初に、土地改良事業の推進や農村地域活性化に長年に亘りご尽力された個人・団体に知事から表彰状の授与があり、次に、表彰者された2つの団体から活動報告がありました。その1つの高岡市今泉地区農地整備事業推進協議会は、自動化水門の設置や衛星画像とAIを活用した栽培管理支援システムの導入等のスマート農業の推進に積極的に取り組んでいる報告があり、あらためてDX人材がいる強みを思いました。その後、水橋地区で施工中の国営農地再編整備事業について、「ミライを耕そう」〜基盤整備を契機とした次世代型農業への取組み〜と題して、北陸農政局水橋農地整備事業所長の講演がありました。新技術の導入により地域の営農の姿が大きく変わって行く近未来の興味深いお話しでした。最後に、県立中央農業高校の生徒から、「わたしの描くミライ地図」のテーマで、2つの活動報告がありました。どれも、米づくりや畜産に真剣に取り組んでいる姿勢が伝わり、彼ら彼女らに大きな拍手が起こりました。富山県農業への希望を持って会場を出ました。