富山県議会観光振興議員連盟は、4月22日~23日、奈良県を訪問しました。
3つの項目について報告します。
1. 「飛鳥・藤原の宮都」世界遺産登録への取組みについて
本年の登録に向けて準備が進められています。明日香村の教育委員会参事の小池氏によれば地域の盛り上がりが最大の課題とのこと。つまり、文化遺産を守り、共に生きることが地域の発展につながることの意識付けが課題とのこと。
2.奈良県観光政策について
奈良県ビジターズビューロー専務理事の竹田博康氏より説明を受けました。奈良県の観光政策の柱は、❶持続可能な観光の推進❷広域周遊観光の促進❸宿泊観光と消費の拡大❹観光DXの推進の4本柱。❷の広域周遊観光では、インバウンドをターゲツトに和歌山県、三重県等と連携した取り組みを推進し、また❸の宿泊観光と消費拡大では、高付加価値なホテルの誘致に力をいれてきたとのこと。今回の視察では、
「ふふ奈良」と「紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良」の2つのホテルを視察し、また「ノボルテ奈良」で昼食をとりました。前者の2つのホテルは、いずれも責任者が女性で、洗練されまた温かい接客姿勢に感動しました。奈良から帰った翌々日(4月25日)の日経新聞に、都道府県税収が6割で最高となり、奈良県が訪日消費活況で、26年度の対前年度伸び率見込みが全国2位(8.4%)との記事が掲載され、その理由として、20年に「JWマリオットホテル奈良」が開業してから、「紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良」や「ノボルテ奈良」などインバウンドの長期滞在向きの宿泊施設が相次いで新設されたことを挙げていた。県の主導した誘致活動が功を奏したことや県の立地促進事業補助金の要件見直し等にも触れていた。この記事を読んで、富裕層向けホテルの誘致が奈良県にとって、とても的を射た施策であることをあらためて認識しました。
3.奈良県コンベンション施策について
奈良県コンベンションセンターマネージャーの武野正浩氏より説明を受けました。
本センターの特徴は、民間の株式会社コンベンションリンケージが運営していること、即ち民間のノウハウが活かされていることです。また、武野氏は、コンベンションの会場選定の鍵について、❶交通の便が良いこと❷宿泊施設が十分にあること❸使い勝手(搬入導線や警備)が良いこと④近くに観光スポットがあることと説明され、当センターの立地条件の良さを認識した次第です。
富山県のこれからの観光推進策にとり、参考とすべきことの多い視察となりました。









