人材確保・活躍は富山県のこれからを左右する
12月24日、自民党議員会人口減少問題調査会は、山室商工労働部長を講師にして、「人材確保・活躍対策パッケージ」策定に関する勉強会を行いました。本年4月に知事をトップに全部局長、教育長、警察本部長からなる「県人材確保・活躍推進本部」を立ち上げ、10月に対策の骨子が公表、来年2月に対策パッケージが策定・公表され、新年度予算にその具体化事業が盛り込まれる運びです。講演とその後の意見交換では、色んな論点が挙げられました。例えば、①民間調査では、富山県企業の働きやすさは全国で比較的高いが、仕事にやりがいを感じるという評価は高くない。→「働きやすさ」と「働きがい」の両立の重要性。②富山県の労働生産性は、全産業でみて全国比74%。→伸びしろが大きい。③国の高校教育改革や県の高校教育改革との連動の必要性。④県警本部は、警察官の成り手不足の危機感から真剣な検討結果を出しており、その実現に自民党としても後押しをすべき、等。県が目指す「人材確保・活躍の富山モデル」の創出を行政と民間との協働で是非実現したいものです。


