曽我ひとみさん、初の来県
12月8日、「北朝鮮人権侵害問題啓発週間講演会」が開催され、県との共同主催者の拉致議連会長として挨拶しました。講師は、「救う会」会長の西岡力氏と拉致被害者の曽我ひとみさん。曽我さんの19歳で拉致されてから帰国までの24年間の過酷な体験談は、聴いていて、辛く悲しくなりました。曽我さんは、一刻も早い被害者の救出とこの人権侵害問題が風化しない事を強く主張されました。また、西岡氏は、本問題がこれほど長期化した原因に、1977年の最初の拉致事案発生から2006年の「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処法」の成立並びに「政府拉致問題対策本部設置」まで、時間がかかり過ぎた事を挙げられました。また、トランプ第2期政権発足、日本の外交努力等について示唆に富む話しをされました。