委員会で景観条例について質問する

2月19日、経済建設委員会で、富山県景観条例に関して質問いたしました。質問項目は次の通りです。

  1. 平成15年4月1日施行以来、どのような役割を果たしてきたか。
  2. 12条(県民の参加の促進)に基づき、県は、景観づくりに関して、教育、学習支援、人材育成にどのように取り組んできたか。
  3. 17条に基づく、ふるさと記念物の指定の現状はどうか。
  4. 29条に基づく、重点地域の指定の現状はどうか。
  5. 37条に基づく、ふるさと眺望点の指定の現状はどうか。
  6. 今日的観点に立ち、本条例の見直しの必要性についての見解はどうか。

以上です。質問の趣旨は、景観条例をもっと活かして、県民、市町村と連携し、より積極的に景観形成に取り組むべきでないか、という点です。答弁を聞いて驚いたのは、条例制定以来今日まで、17条に基づく「ふるさと記念物指定」はゼロとのこと、また、29条に基づく重点地域の指定は1箇所のみです。質問により問題提起をして良かったと思います。また、富山県の景観行政の所管は土木部建築住宅課景観係ですが、石川県では土木部景観形成推進室が所管していることも分かりました。この点も今後の課題だと思います。

質問と答弁の詳細は、富山県議会のホームページに後日掲載されます。ご一覧頂ければ幸いです。

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